こだわりのクライアントは、ハウスメーカーにデザイン性、設計の自由度が感じられず、EIIEへご相談に来られました。

ストイックな邸宅その3年後の想い。

#05_COURT HOUSE
夫婦+お母様+子供2人
2007完成

四方を囲ったクローズドな外観中からの印象はむしろ開放的。(質問:住み心地はいかがですか?)

(主人)街中なんですが、外構を塀などで高くしてプライバシーを確保していますから、 周囲の視線を気にすることなく生活していますね。 塀が高くともウチはとにかくインナーコートがたくさんあるので窮屈な感じは全然しませんし、 むしろ開放的で明るいんです。
(奥様)家の中なのに子供がなぜか日焼けしているんですよ(笑)。 街中でも家族全員がのびのびと暮らせるスペースがこの家にはあるので、とても恵まれていると思います。
(主人)母と一緒に住んでいますが、設計段階からゆとりのある居住空間にとリクエストしたので、 家族の距離感もちょうど良いなんじゃないかな。
シャープな外構 奥様お気に入りのキッチン

当時のユニットバスはデザイン性がイマイチ造作という選択肢もあったかな。(質問:ココはこうしておけば良かったな…)

(主人)バスの位置が建物から飛び出ていて、三方が外壁と面しているので、冬場は少し寒いですね。 あの当時は気の利いたデザインのユニットバスもなかった。いっそのこと造作バスにしておけば良かったかな。
(奥様)庭がいっぱいあるので雑草が大変。メインコートは芝刈り機で手入れしますが、他は伸び放題ですね。砂利の下からも出てくるんですよ。
ロールスクリーン (主人)明るい家の裏返しなんですが、夏は天窓や庭から日射しが照りつけてかなり暑いですね。 遮熱シートをガラスに貼ろうかなと思案中です。
とにかくじっとしていないトラ君

前のめりに家づくりに参加する、モチベーションの維持が大切。(質問:EIIEで家を建てる決め手となったのは?)

(主人)ウチは計画に約10ヶ月、着工から完工まで約5ヶ月、ほぼ週一のペースでEIIEのオフィスに通いました。 とにかく疑問に思う点や、やってみたい事があったら遠慮せずぶつけることだと思いますね。 やはり自分の住む家なので、インターネットで写真を集めたりして積極的に家づくりに関わっていく事が大切だと思います。
中二階。主人のPCスペース (奥様)主人なんか思いついたら即メール送信!という感じで。かなり前のめりなクライアントでしたね(笑)。水洗のカタチひとつ妥協しませんでしたから。
(主人)施工現場に足を運んで、決めた事もありましたね。それだけの熱意を持ってこちらが臨めば、それを汲み取ってくれますからね。

子供が二人誕生しました。設計段階では想像していなかった風景。(質問:暮らしに変化はありましたか?)

プレイロット (主人)あれから子供が二人生まれました。入居当時は思い切って好きなデザインで建てたんですが、 土間やスキップフロアなど段差が結構ある家なので、そのあたりは優しくはないかも。もちろん子供の居るシーンや将来のスペースも想定はしていたんですけどね。
(奥様)実際に子供が生活しはじめると、リビングもおもちゃが散乱して…いつもキレイにするのはちょっと無理!もう怪獣ですからね(笑)。 ちょっと前まで和室がおもちゃのレールに占拠されてましたから(笑)。設計段階では全然イメージしていなかった風景ですね。
(主人)ダイニング横のウッドデッキをプレイロットにしてます。どこでも元気に遊ぶ男の子なので、ここで遊んでね、という感じで(笑)。 収納に関しては十分確保してあるので今後も困ることはないでしょうね。

ハウスメーカーにはない柔軟性とセンスそれと人間性ですかね。(質問:EIIEと上手に家づくりをするコツは?)

屋内エントランス (主人)大手や地場のハウスメーカーに相談をしに行ったんですが、デザイン性や設計の自由度がまったく感じられなかったんです。 当時の住居の近くにEIIEの事務所があるのをWEBで知ったので、一度相談してみようかと。
(奥様)そしてプランを出していただいて、私たちの要望をハウスメーカーより格段に表現してくれてたんですよね。
(主人)それからは頭の中が家のことでいっぱいになりましたね。その間ほとんど仕事してなかったなあ…
(奥様)資料を床が抜けそうなほど買い込んで、図面書いてみたり、模型まで作ったりね(笑)。
(主人)奥さんの要望が多かったからね(笑)。EIIEさんならそれを託してもいいかなと。 そう思わせるような人間性も含めてのご縁だったんでしょうね。
我が家のお気に入りの風景 造作の洗面台ミラー

洗面台、キッチン、トイレなど水周りは
本当にこだわり抜いたので、どこも好きですね。
とくにこのミラーは造作でデザインしてもらった
完全オリジナルなんです。